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幸手の桜・権現堂桜堤

冬の厳しい寒さも徐々に緩み、コートがいらない日が増え、春の気配も本格化。
いよいよ桜の季節が迫ってきました。

関東エリアの「桜」の名所として、今、幸手市の権現堂桜堤が注目されています。
そのルーツは戦国時代末期から断続的に続いてきた治水工事。
長い年月をかけて、少しずつ今の姿になっていったそうです。

桜が植えられたのは大正時代。
合計3000本、全長6kmにも及ぶ桜並木の誕生は、
当時の国民新聞の紙面を賑わせたのだとか。
時代劇「遠山の金さん」のオープニングのロケ地にも使用されていました。

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堤の上に幾重にも重なって咲き乱れるソメイヨシノのピンク。
堤の下に広がる菜の花の黄色。二色の花の競演による荘厳な景色は圧巻。
ここでしか見ることのできない桜の美しさに、何度見ても感動させられます。

最近では桜の名所としてマスコミで取り上げられることも多く、
桜の季節は混み合う日も増えてきました。
地元のみなさまには、夜の散歩がおすすめです。
桜舞い散る堤を歩く、ちょっと贅沢な時間をお楽しみください。

権現堂桜堤は幸手駅から徒歩で約20分とやや遠めですが、
芦葉工藝舎のギャラリーからなら自動車で5分程度。
見学やご相談のついでに、ぜひ、お花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
もちろん、お花見のついでにギャラリーへ…という方も大歓迎です。

▼交通アクセスやイベント、開花時期など、権現堂桜堤に関する詳しい情報はこちら
県営権現堂公園
幸手市観光協会

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