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伝統の技が息づく「現代の和室」。

日本家屋の伝統のひとつとも言える和室。
「玄関の西側につくる」「続き間でつくる」など、
そのデザインには、習わしや様式美が重んじられてきました。

しかし、こうした和室に対する考え方は時代とともに少しずつ変化し、
現代では、住む人の希望や生活習慣に寄り添い、
伝統の中からよいエッセンスを取り入れていく……
そんな、ライフスタイルを重視した和室が主流となっています。

雪が降り積もる今の季節は家族でコタツを囲み、
籠に入ったみかんを食べながら一緒に過ごす……
そんなあたたかな日常のひとときにも、和室は心地よく馴染みます。

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茶室や客間など、特別な空間としてはもちろん、
寝室、リビングなどの生活空間まで、
用途に合わせてアレンジできることもまた、和室の魅力と奥深さ。
“現代の家守り”として長年にわたり家づくりに取り組んできた
私たち芦葉工藝舎の技術と知恵が生きる空間。
それが和室なのです。

部屋の形状、木材の選定、壁や障子の色彩、素材感のバランスなど、
細部にまで綿密なこだわりを織り込むことで、
時代によりそった和室をご提案することができます。

昔ながらの趣を重視した床の間のある客室。
和と洋のテイストをうまく調和した寝室。
家族みんなが床に座って過ごせるくつろぎのリビングなど、
細やかなオーダーもお任せください。
お客様の中には、
「とあるリゾートホテルグループの癒し和風居室のような寝室にしたい。」と
御要望頂いたこともございました。
予算や家の広さ、家族構成など、さまざまな条件・ご要望に応じて、
お客様の思い描く理想をかたちにいたします。

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