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目には見えない心地よさ。”素材感”を磨き抜く。

自分の家や友人宅など、空間に入った瞬間に
「何だかこの部屋、落ち着く雰囲気だな」
「どこか懐かしい感じがしてくつろげる」といった、
心地よさを感じることはありませんか。

その、五感に直接訴えかけてくるような感覚は、
家全体の”素材感”によって生み出されている。私たちはそう考えています。

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家づくりには、全体の軸となる構造木材以外にもさまざまな素材が使われています。
土壁や障子、建具などに使われる土や砂、和紙や金具など、
家の仕様やお客様の好みに合わせて厳選した素材が
すべて組み合わさったときにできあがる、あの空気。
それこそが、素材感の正体なのではないでしょうか。

素材感は、施行を手がける大工の技術や感性によっても違ってくるもの。
同じデザイン、設計図で家を建てたとしても、
素材の活かし方次第で、大きな違いが生まれてしまいます。

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だからこそ芦葉工藝舎では、日々大工としての技術と感性を磨くと同時に、
ひとつの空間をひとりの職人が担当するなど、
目には見えにくい「素材感」の質にもこだわってきました。

熟練の大工によって生み出された素材感は、芦葉工藝舎の特徴のひとつ。
写真や文章では伝えきれない”居心地の良さ”や”落ち着いた香り”は、
芦葉工藝舎が開放しているギャラリーで体験することができます。
ぜひ、お気軽に遊びにいらしてください。

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