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街の新しい景色をつくる。2棟目のコンセプトハウス

2020年10月、芦葉工藝舎2棟目となるコンセプトハウスが完成しました。
ここはもともと、閑静な住宅街の角地に、数年間空き家となっていた土地でした。
私たちは家主さまより土地をお譲り頂き、街の新しい景観を創作しようと考えたのです。

1棟目のコンセプトハウスのテーマ「理想の暮らし」に対して、
今回こだわったテーマは、誰もが共感しやすい「身近な暮らし」。

これは、いつも親しくしていただいている地域のみなさまからの
「理想の家も素敵だけれど、もっと私たちの暮らしに寄り添った家を見てみたい」
という声から着想を得たものです。
みなさまにとって心地良い暮らしをいちばんに考え、設計を進めました。

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駅からほど近いこの家の間取りは、2階建ての3LDK+収納室。
庭と建物をぐるりと囲うように壁を設けたコートハウス仕様で、
庭という外の空間も家の中のように感じられるよう設計しています。

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庭の景色やそこから漏れ見える空や太陽の光も
各部屋のデザインとして取り組み、実際よりも広く感じる工夫を。

リビングでくつろいでいるときはもちろん、
ウッドデッキや子ども部屋、キッチンなど、
家のいたる場所で外の空気を感じられるようこだわりました。

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また、木の柔らかさを活かした壁で庭を囲うことで、開放的でありながらも、
プライバシーがしっかりと守れるようになっています。

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実際にこの家へと足を運んでくださった方からは、
「外から見た以上に広く感じる」「この街に新しい活気が生まれたようだ」と、
さまざまなご感想をいただいています。

とは言え、まだまだ生まれたばかりのコンセプトハウス2。
家は、その土地に馴染むまで約1年がかかると言われています。

家と街が調和するよう丁寧に手入れをほどこし、
少しずつ、この街の景色の一部になればと考えています。

私たちの考える「身近な暮らし」のカタチ、
機会がありましたらぜひ実際にご覧になってみてください。

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