number 066

家の美しさを引き立てる、ある「作庭家」の話。

私たちが「庭をいかに美しく魅せるか」を考えるとき、
まず思い浮かべるのが装景NOLAの作庭家、長谷川 隆明氏です。

松尾芭蕉も愛したと言われる
栃木県大田原の豊かな自然の中で生まれ育った彼は、
山林の青々とした景色を、澄みきった空気感を、
そのまま表現することができる腕の持ち主。

芦葉工藝舎のコンセプトハウスの庭も、彼による作品のひとつです。

2104002.jpg

太陽の光をもとめて、空へ、空へと伸びていく木々の
5年先、10年先の姿を見据えて……
風に吹かれる葉や枝の繊細な動きの変化を見極め、
丁寧に、丁寧に、植えていく……

彼がつくりあげる庭は、どれも日本に昔からある和の景色そのもの。
家の中にいながら、自然の美しさを楽しめるようにしてくれるのです。

家そのものが美しいことはもちろんですが、
庭の景色とあわせて見た屋敷構えの美しさを見極めることも、
家をつくる上で欠かせない視点。

2104003.jpg

その視点を探究し続け、
私たちの想いをしっかりとカタチにしてくれるのが、
長谷川 隆明氏なのです。

彼の作品をご覧になってみたい方はぜひ、
芦葉工藝舎のコンセプトハウスに足を運んでみてください。
どこか懐かしく、そして美しい景色に、きっと魅了されることでしょう。

back number