number 088

時代を超えて愛される和室の魅力を、つくり続けるために。

みなさまは、「和室」にどんなイメージを抱いているでしょうか。

「和室の需要は減り続けている」と考える方は、恐らく少なくないはず。
でも、芦葉工藝舎には毎年多くの方から「和室をつくりたい」というご依頼があります。

日本古来に生まれた建築の知恵と技術がふんだんに味わえる和室。
みなさまも、旅先で泊まった温泉旅館で畳の気持ち良さを感じたり、
文化財にもなっているお寺の本堂や有名な茶室などに足を踏み入れて感動したり……
そんな風に、和室という空間に心を動かされた記憶がきっとあるはず。

sugito5.jpg

魅力ある和室を創り上げるには、さまざまな技術や知恵が求められます。
木材や和紙などの素材を選定する目利きの力、
厳選した素材を寸分の狂いもなく、美しい粋な空間へと仕上げる腕前……
もちろん、多様な設計を提案するには豊富な知識も欠かせません。

それらの技術や知恵は主に、口伝によって継承されてきました。
大工棟梁からその弟子へ。何代もの継承を経て現代まで語り継がれてきたのは、
やはりそれだけ価値あるものだからなのだと、私たちは考えています。

しかし、古から続く和室の伝統技術を持つ大工は、
今の日本には決してそう多くはありません。

b6c4265eda28328e54e53120368a5f1df1fc4828.jpg

だからこそ、伝統技術を大切に扱い、腕前を磨き、継承すると同時に、
和室の真の価値を人々へ伝えることが、私たちの役割であると思うのです。

何百年も前から、日本人が愛し続けてきた和室。
当時の素晴らしさを再現する技術が、芦葉工藝舎にはあります。
粋な空間を住まいに取り入れたい方は、いつでも、お気軽にご相談ください。

back number