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日本には、高度な技術を持つ照明メーカーが数多く存在しています。
しかし、私たちが照明の技術以上に求めているのは、
「空間をいかに美しく照らすか」にこだわり抜く姿勢。
どんなに性能の優れた照明器具であっても、
空間との相性があわなければ
家を引き立てる灯りを灯すことはできないと考えているからです。
私たちがいつもお願いしている照明士は、
そうした想いに共感し、追求してくれる方。
彼はまず、家の設計図を見て、私たちから話を聞き、
完成のイメージをしっかりと持った上で
最も相性の良い照明器具を提案してくれます。
そしてときには、設計図に対する提案までしてくれることも。
その提案をさらに試行錯誤してカタチにしていくと、
空間と灯りが互いに引き立ち、設計図以上の洗練さを生みだしてくれるのです。
「家づくりについて本気で考え抜く」
その真摯な姿勢に共感・信頼しているからこそ、
私たちは毎回、彼に照明デザインを依頼しています。
芦葉工藝舎が建てる家は、家づくりに関わるさまざまな職人が、
持っている技術をすべて発揮した作品そのもの。
ぬくもりのある美しい家は、こうしてつくられているのです。